最終更新日:2021.1.24
執筆者:夫婦問題・離婚カウンセラー
及び 女性相談員 泉谷 美奈子

あなたが夫や妻の浮気を疑っている時、悶々とした気持ちで時間を過ごし、悲しみだけでなく、怒りや憎しみを感じてしまう、、、
仕方のないことです。
そんな時、
「自分で証拠をつかんでやろう!」「不倫を暴いてやろう!」そう思うことがあるでしょう。
ここからは、尾行を成功させる方法と、コツを徹底解説します!
自分で尾行して浮気の証拠をつかみたい方は、ぜひ参考にしてください。
「目次」

・妻や夫のスケジュール確認
尾行を実施するにあたり、ただ闇雲に実施するよりも、浮気相手と密会しそうな日を絞り込む事が重要といえます。
スマホ、LINE、メールや手帳のスケジュールなど、事前に見ることができる環境であれば、何かヒントが隠されているかもしれません。
・移動手段の確認
・車で浮気現場まで尾行するのか、
・徒歩(電車)で尾行して追跡するのか、
タクシーのレシートがあれば、時間帯、料金からある程度の移動距離など。
自家用車を使うのであれば、ETCの履歴情報をナビから見る事から、移動手段の推測が可能です。
・立ち寄り先の情報
カバンや財布に残されたレシートやポイントカードなどから、どこのお店か、何名で利用したのか、日時、複数枚であれば、よく行くお店の立ち寄り先情報となります。
自分で尾行して浮気調査を行う際に、これらの情報から規則性が見えてくると、ある程度推理する事ができるので、実施日、時間帯を絞る事ができます。
このとき、あなたが情報収集した形跡を絶対に残してはいけません。
領収書などはデジカメやスマホのカメラ機能で撮影する、
スマホの画面も同様に撮影して、何もなかったかのように全て戻しておきましょう。
尾行して浮気の証拠をつかむための事前情報を集める際に、怪しい点が見つかったとして、あなたに怒りや悲しみの感情が湧き出てきたとしても、まずは冷静に、何事もなかったかのように接しましょう。
ここで気づかれてしまっては全てが台無しです。
【参考情報】
自分で浮気調査:スマホ・携帯から浮気を見破る方法!

浮気調査では、張り込みと尾行が中心となりますが、色々と準備が必要です。
・忘れてはならないのが撮影機材
いざ決定的な瞬間を収めようとしたら、
・カメラやビデオのバッテリー切れ、
・メモリーの容量不足で撮影記録できない
せっかく自分で尾行して浮気調査をしても、証拠が撮れなければ元も子もありません。
日付や時間のタイムスタンプも正確に合わせましょう。
・交通系パスカード
駅の改札通過の際に、料金不足で追いきれなかった、、、などの失敗が起こらないように事前に多めにチャージしておきましょう。
・張り込み用の車、追跡用のバイク
移動手段が車の場合、追跡のための車やバイクの準備が必要です。
また、徒歩尾行であったとしても、張り込み用の車が必要になることもあります。
・変装グッズと服装
妻や夫を尾行する場合、あなたが見られたら一発で発覚してしまうでしょう。
変装は不可欠です。
手軽なアイテムとしては、「眼鏡」「帽子」「上着」があれば何パターンかの組み合わせで変装できます。
ご自分で尾行するときの服装は、実施場所にあった服装を選び、できるだけ目立たない地味な服装を心がけましょう。
平日のオフィス街であれば、ダーク系のスーツが望ましいです。
探偵が浮気調査する際は、マスク、サングラスは違和感があり、逆に目立ってしまうので、あまり使用しません。
【参考情報】
浮気調査グッズの紹介と便利な探偵アイテムの使い方
・そのほかの自分で尾行するときのポイント&体力づくり
靴のソールは音のしないもで、走りやすいものを選びましょう。
距離を置いての尾行が多いので、結構走る場面は多いと思ってください。
体力に自信がなければ、普段から体力作りも心がけましょう。
・協力者へのお願い
尾行や張り込みは最低でも2人必要となります。
通常、探偵でも2人1組が基本ですので、お友達など協力者を確保しておきましょう。

・下見調査
尾行を実施する日時、開始場所が決まったら、下見をしておきましょう。
・例えば、妻や夫の勤務先から尾行する場合
会社の出入口の数や、最寄り駅の出入口、人の流れなど。
また建物周辺の道路事情、一方通行であったり、交差点の信号サイクルであったり、周囲のお店などの環境もチェックします。
自分がどこで張り込みを行うのか、場所を想定して、会社建物出口から見て、その張り込み場所が目立たないかを確認しておきます。
人通りが多い場所では、遠距離からの張り込みでは、通行人に紛れて対象者を確認できなかったり、誤認(人違い)をしてしまったりする可能性があります。
その場合は至近距離で、目立たない場所からの張り込みを選択する場合もあります。
色々シュミレーションして、この場合はこうするようにすると心がければ、本番でテンパル事はないでしょう。
そして気をつけたいのが、私有地での張り込みは避け、できるだけ公の場所を選びましょう。
警備員に注意をされたり、通報されたり、私有者とトラブルになるのと、その後、浮気の証拠を押さえるための尾行に支障をきたします。
【参考情報】
探偵の調査はどこまでが合法?違法な行為はどこから?
自分で浮気調査をしたいと考えている方も犯罪者になりかねない!
いよいよ浮気調査の実施となります。
尾行当日は、妻や夫が朝出かける際の服装や所持品をチェックしておきましょう。
・張り込み時のコツ
張り込み前は必ずトイレを済ませてから配置につきます。
配置についたら、出入口から目を離してはいけません。
何時出てくるか分りません。
一人なのか複数なのか分りません。
朝チェックした服装も参考にしつつ、ひたすら監視します。
後は出てくるまで忍耐力勝負です。

・尾行時のコツ
対象者(夫や妻)が現れたら、慌てず距離を置いて尾行します。
必ずロックオン状態で目を離してはいけません。
(このとき、相手の足元を見ながら尾行するのがコツです)
引き返してくる場合もありますし、信号交差点を走って渡るかもしれません。
角を曲がる手前では、距離を詰めましょう。
どこかお店や銀行ATMなどに入った際は、相棒と連携して出入口を確認しましょう。
裏口もあるかもしれません。
全ての出入口を押さえたら、目を離さず監視します。
商業複合施設などに入った場合は、1人は必ず対象者を補足して尾行します。
地下から駅に通じる通路があるかもしれません。
尾行中、駅の近くや車の通りが多い場所では、対象者の挙動を見ながらタクシーにも目を配りましょう。
通りでタクシーを待っている様子であれば、先にタクシーを捕まえれるように同じ車線側の上側へ移動しましょう。
駅に入った場合は、距離を詰め見失わないように尾行します。
駆け込み乗車も想定しましょう。
混雑している電車は、同じ車両に乗り、車内が空いている場合は隣の車両に乗るなど、自分が見られないように、状況によって工夫をしてください。

浮気相手と接触した場合、焦らず相手の顔と全身を撮影しておきましょう。
どこか食事に行くのか、そのままホテルへ直行するのか、この時点では分らないと思いますが、尾行しながらも、ポイントポイントで撮影しておきます。
ホテルに入るまでの経過も重要となります。
※浮気されているかもしれない、という覚悟があったとしても、浮気の現場を目の当たりにすると、怒りと悲しみが込み上げ、気が動転してしまいます。
だからといって感情のコントロールがきかなくなり、浮気相手に暴言を吐いたり、暴力を振るっては絶対にいけません。
【参考情報】
不倫相手が気になる!夫や妻の浮気相手はどんな人?

・ラブホテルに入ったら
ホテルに入る時は、2人が入る瞬間を撮影します。
できれば、ホテルの看板も入れて撮影しましょう。
入る瞬間は、正面からの撮影がなかなか難しいと思いますので、後ろ姿でも構いません。
その代わり、ラブホテル出る瞬間は顔が分かるアングルで狙いましょう。
顔が分らないと、後で浮気の証拠として使えませんので、ここは気を引き締めましょう。
後はひたすら出てくるのを待ちます。
目を逸らしてはいけません。
忍耐力で乗り切りましょう。
撮影チャンスは1~3秒なので、カメラは手に持ったまま、シャッターに指は乗せたまま頑張りましょう。
無事に出る瞬間の撮影ができたら終了でもいいのですが、浮気相手の身元確認のため、尾行を続行して、帰宅先を押さえることができれば完璧です。
【参考サイト】
弁護士ドットコム|浮気の証拠について。やはり出てくる所も必要ですか?

浮気調査の場合、距離を置いての尾行が多いので、結構走る場面は多いと思ってください。
体力に自信がなければ、普段から体力作りも心がけましょう。
自分で浮気調査を行う場合、ノウハウや撮影機材はあっても、経験値がありませんので限界があります。
しかし、これを補うには、あなたの相棒になってくれる「一緒に浮気調査してくれる相棒」を増やせば成功率もぐっと上がるでしょう。
張り込みの際に、絶対に気をつけたいポイントとして、私有地での張り込みは避け、できるだけ公の場所を選びましょう。
警備員に注意をされたり、通報されたり、私有者とトラブルになるのと、その後、浮気の証拠を押さえるための尾行に支障をきたします。

もしも、あなたが尾行していることがバレてしまったときのために、言い訳を考えてきましょう。
バレた場所が、オフィス街や街中であれば「私もちょうど友達と待ち合わせしてたんだ、言ってなかったっけ?」など、シラっと言えるように、ある程度、シュミレーションしておくと良いでしょう。
しかし、ラブホテル街などで発覚してしまった場合には、言い訳できませんので、無理は絶対に禁物です。
浮気の証拠をつかむ前に相手に尾行していることがバレてしまった場合には、
・ そんなに信じることができないのか!と逆切れされたり、
・ あなたの事をストーカー扱い、
・ 最悪のケースは浮気相手と本気になってしまう、
・ もしも浮気していなかった場合には、、、
そうなると、今後の関係性の修復は厳しい状況になってしまうでしょう。
自分で尾行して浮気の証拠をつかんでやる!と意気込む前に、このようなリスクも踏まえておきましょう。
【参考情報】
女の浮気を見抜く!妻の不倫を見破る方法

今回は、勤務先の退勤時からのパターンでご説明しましたが、あらゆる状況に合わせた尾行方法があり、これが正しいというものはありません。
ベテランの探偵は、浮気調査を行うとき、先入観は排除し、常に例外はあるものと心がけて、尾行や張り込みをしています。
ご自分で尾行して浮気の証拠を獲得するためには、
・臨機応変に対応する心構え、
・バレた時のリスクも踏まえた覚悟が必要です。
もしも、あなたがどうしても浮気調査を成功させたい、証拠をつかみたい!と思っているのでしたら、実績ある探偵に依頼するのも一つの選択肢に入れておくと良いでしょう。
【参考情報】
絶対に浮気調査を失敗したくない方へ!
ここまでできる!探偵×浮気調査|方法と内容&マル秘テクニック
どうしても浮気の証拠をつかみたい、という方は、ご相談ください。
相談は何度でも無料です。
ひとつずつ、あなたの悩みを解決していきましょう。

R&Iの5つの無料サービス+選ばれる理由の詳細はこちら
「自分で尾行して浮気の証拠をつかむ方法を徹底的に伝授!尾行で証拠をつかむ方法!」をご覧いただきましてありがとうございました。
あわせて読まれている関連記事 |
|