最終更新日:2020.7.17
執筆者:夫婦問題・離婚カウンセラー
及び 女性相談員 泉谷 美奈子

現役の探偵も浮気調査で追尾する時に、GPSを使う機会が多くあります。
ここでは、GPSを使った浮気調査を成功させる方法と、バレないように追跡するポイント、失敗しないための心構えを解説していきます。
「目次」
浮気調査×GPS追跡を成功させる方法と心構え!
バレない失敗しないコツ
①タイミングがよすぎる電話やLine(ライン)でバレた
②つい、余計な質問をしてしまってバレた
③無視するなど、感情が表情や態度に出てバレた
④テンションが上がってしまいバレた
⑤勢いに任せて、不倫現場に乗り込んでバレた

妻や夫の浮気が怪しい、GPSで行き先を追跡すれば、
・密会現場に乗り込むことができる、
・不倫の証拠が取れる可能性が高くなる、
このように考え、GPSを使って浮気調査したいと思う人も多いはずです。
まずは、「GPS浮気調査で追跡の成功率が高いパターン」と「GPSを利用した浮気調査が難しいパターン」を見ていきましょう。
ターゲット(妻や夫)の移動手段が、自分の車やバイクなどの場合、浮気調査でGPS追跡する成功率が高くなります。
【参考情報】
GPSを使って追跡調査する具体的な方法と注意点

ターゲットの移動手段が徒歩、電車などの場合、持ち物にGPSを仕込む必要があり、GPS発信機が見つかってバレた!という危険が伴います。
このパターンの多くの場合、ターゲットのカバンなどに取り付けようと考える人もいるでしょう。
しかし、自分で工夫して、GPSを取り付けていることが「絶対にバレないように」偽装するのはなかなか難しいものです。
たとえ、自分では上手く偽装ができ、バレないと思っても、ターゲットの「すぐに手の届くもの」にGSPを仕掛けるので、発覚する可能性が高くなります。
リスクの大きさを考えれば、所有物にGPSを取り付けて浮気調査を行うことは、避けた方が良いでしょう。

①探偵に浮気調査の依頼をするよりもはるかに安価
②24時間365日、監視ができる
③妻や夫が不倫している疑いのある日の行き先がわかる
④行き先の「うそ」がわかる
⑤浮気調査する際の、尾行、車の追跡のフォローアイテムになる
・旦那が嘘をついて出かけているのかどうか、確認したい、
・妻の浮気をしているであろう場所を知りたい、
このような方には、GPS浮気調査はおすすめです。
バレないようにターゲットの車やバイクにGPS発信機を仕込んでしまえば、相手の追跡を安価で行うことができます。
また、浮気調査を探偵に依頼する前に、あらかじめGPSで頻繁に立ち寄るところ、時間帯を把握しておけば、費用を抑えることが可能になります。

①GPS発信機本体の位置しかわからない
②電波が届かない場所では居場所がわからない
③位置情報に誤差がでる
④浮気の証拠としては使えない
⑤相手を責める確実な証拠にならない
⑥バレる危険性がある
⑦リアルタイムに位置情報が分かるために、精神的につらい
・位置情報が得られたとしても「誰と何をして過ごしていたか」までは分かりませんし、
・GPSを仕掛けた車から電車に乗り換えられたり、
・かばんなどの私物に仕込んだ場合、それらをどこかに置いて移動してしまえば、
そこまでの位置情報しか得ることができません。
また、位置情報でラブホテル街にいることが分かったとしても、それは浮気の証拠にはなりません。
一番のデメリットでもあり、危険なのは、車などにGPS機器を仕掛けているということが、バレた時。
GPSを使ってまで浮気調査されていると知れば、夫や妻はギャク切れし、あなたに対する信頼がなくなってしまうかもしれません。
浮気調査の一環でGPSを利用する際は、このようなリスクも踏まえて行う必要があります。

自分の夫や妻の浮気調査をするために自家用車にGPSを取り付ける場合には、夫婦の共有財産であることから、違法行為、犯罪にはなりません。
しかし他人の場合は違法になってしまうので、
「浮気相手の車をGPS発信機で追跡すること」は絶対にやめましょう。
また、スマホのGPS機能を利用して浮気調査をする場合も注意が必要です。
・相手にバレないように、スマホに追跡アプリを無断インストールする、
・ロックがかかっている携帯・スマホのパスワードをネットワークなどを介して入手し、GPSをONにする、
これらは夫婦間であっても違法行為となります。
【参考情報】
探偵の調査はどこまでが合法?違法な行為はどこから?
自分で浮気調査をしたいと考えている方も犯罪者になりかねない!
【参考サイト】
弁護士ドットコム|不倫相手の車にGPSをつけ見つかった場合、訴えられますか?
東京都調査業協会|《探偵ニュース》GPS論争まだまだ続く ついに最高裁の大法廷に

GPSを購入あるいは、レンタルして自分で浮気調査に挑戦!
・・・結果、バレたり発覚してしまった、という話をよく聞きます。
では、GPS浮気調査がバレたり、失敗してしまう原因は何だと思いますか?
GPS発信機が「たまたま見つかってバレた!」ではありません。
バレた原因は「態度、言動」です。
ここからは、浮気調査でGPSを利用したときのどんな「態度、言動」から、バレて失敗してしまうのかを見ていきましょう。

GPSで浮気調査を行うと、リアルタイムで機械的にターゲットの居場所である位置情報がスマホやパソコンに送られてきます。
しかし、それを知らずとしたターゲット(夫や妻)は平然と「うそ」をついてくるでしょう。
相手の平然とした「うそ」に対して耐え切れず、感情のコントロールがきかなくなり、攻撃してしまう、
または余計なことを言ってしまい、ターゲットは、
「自分は怪しまれている?」
「GPSで追跡されているのでは?」
「浮気調査されていかもしれない」
「何かがおかしい・・・」
このように感づいてしまうのです。
「機械的に送られてくるGPSの位置情報」と「うそ」に動じることがないように、メンタル面を意識し、感情が一気に爆発しないように、しっかりとした心構えを持つことが重要です。

Point1.少なからずとも自分の感情が揺さぶられる、と覚悟しておく。
Point2.浮気調査が成功した場合の未来、目的を明確にしておくことが大切。
・不倫相手と別れさせて復縁したい、夫婦関係を修復したい
・慰謝料を請求したい
・有利な条件で離婚したい
目的を明確にしておくことで、自分の感情をコントロールしやすくなります。
GPSを仕掛けたら、「浮気調査されてるかも?」と感づかれないために、ターゲットに違和感を与えるような、下記の5つのNG行動とNG発言は控えるようにしましょう。

リアルタイムで位置情報を見ると、ラブホテル街?!
・残業って言ってた旦那、
・実家に帰るって言ってたはずの嫁、
このような状況下に置かれると、我慢できずに「いまどこ?」と電話やLineで聞きたい衝動にかられてしまいます。
うそをついている当人は、タイミングが良すぎる電話やLineに敏感に反応し、違和感を感じてしまうでしょう。

・帰りにどこに行ったの?
・そのあと、どこか行ったの?
・本当にそうなの?
後ろめたいことがない人間は、このような質問をされても何も感じることはありません。
しかし、うそをついている人間は、具体的すぎる質問に敏感に反応し「何で知っているんだろう?」と、違和感を感じるでしょう。

自分ではぐっとこらえて感情をコントロールしているつもりでも、知らず知らずのうちに、
・目を見て話さない、
・冷たくあしらう、
・無視してしまう、
GPS浮気調査をしていると、怒りの感情が表情、態度に出てしまうことはよくあることです。
うそをついている人間は、これらの表情、態度を見逃さず、敏感に感じ取るでしょう。

浮気調査後の目的を、慰謝料請求や、有利な離婚に設定している人は、動きがあったことや「うそ」の証言を抑えることができたことに対して、テンションが上がってしまうことがあります。
テンションが上がってしまい、余計なことを言ってしまったが故に、違和感を与えてしまうことがあります。

感情のコントロールがきかない状態で浮気現場に乗り込むことは、非常に危険です。
GPSで追跡していたのがバレるだけでなく、暴力事件などに発展してしまう恐れもあります。
感情に任せて怒りをぶつけてしまった後に、後悔しても手遅れになってしまいますので、一度落ち着くべきでしょう。

ラブホテル付近の位置情報、定期的に特定の家やマンションに通っている様子など、GPSで得た情報だけでは、不貞行為の証拠にはなりません。
不貞行為の証拠とするには、夫や妻がラブホテルなどで、数時間過ごした証拠写真や映像が必要になります。
・位置情報を相手に突きつけても、言い逃れされるだけ、
・そんなことして追跡していたのか?とギャク切れ、信頼関係は崩壊など、
GPSで得た情報から、夫や妻の「うそ」を指摘しても、あなたにとって良いことは、あまりないかもしれません。
あなたがGPSで浮気調査した労力、得た情報を無駄にしないために、感情に任せて相手を問いただしてはもったいないのです。
では、GPSで得た証拠の使い道は?

車などに仕掛けたGPSを追跡した証拠の中には、いつ、どこに、どのくらいいたのかがわかります。
例えば「ゴルフに行く」と言っていたのに、車は全く違う場所に、、、ということになれば、うそを言っていることがわかり、さらにラブホテル街だったら、、、浮気を疑われても仕方がありません。
この「うその日」をメモなどにしておき、後日「この日はどこにいたのか?」を聞く時に利用します。
【参考情報】
夫の浮気を見破る!男の不倫を見抜くコツ
GPSロガーを使って定期的に通っている場所、時間帯などが分かれば、そこで待ち伏せして、浮気現場を押さえ、写真を撮影することが可能になります。

リアルタイムGPS発信機で相手を追跡し、密会現場に駆けつけてビデオや写真を撮って確たる証拠を押さえる。
いずれにしろ、あなたが復縁したい、別れる気がないのなら、GPSを使って夫や妻を追跡し、浮気の証拠を入手した、ということは、言うべきではありません。
たいていの場合、相手のプライドは傷つき、あなたに対して怒りの感情を抱くと考えられます。
「うそを見抜く」「浮気の証拠を押さえる」ツールとして利用するだけにとどめておくのが得策といえるでしょう。
【参考情報】
証拠がない!不倫を認めない夫や妻、探偵の浮気調査は必要か?

これまで説明してきたとおり、浮気調査でGPS発信機を追跡した場合、どの辺に、どのくらいの時間いた、どのルートを通った、という事しか分かりません。
・ラブホテルの近くにいるのは分かっている、
・ 毎週、この辺りで数時間過ごしている、宿泊している、
このような情報を手に入れて、浮気現場に乗り込む、あるいは待ち伏せして証拠を自分で撮影する、、、
現実問題、とても難しいと思われます。
なぜなら、
あなたはターゲットに顔がバレています。
お子様がいる場合は、お子様を家に残していかなければなりません。
プロの探偵が浮気調査で使う、高感度カメラやビデオはとても高価で、それらを買ってまでしても失敗に終わる可能性があります。
もし、万が一、あなたがGPSを使って追跡、浮気調査して居場所などを突き止めても、それがバレた場合には、パートナーとの信頼関係が失われてしまいます。

さらに、不貞行為の証拠があきらめきれずにその後、探偵に依頼しても、相手が警戒しているため、その後の浮気調査が困難になってしまいます。
自分でGPS浮気調査する場合には、相手にバレないように位置情報を確認するまでにとどめ、実際の撮影はプロの探偵に任せた方が賢明であるといえるでしょう。
あなたが浮気調査でGPSを使い、
・おおよそ、浮気相手と会いそうな日
・嘘をついて出かけそうな日、
・定期的に浮気が行われているであろう、おおよその場所、
これらの情報を、探偵に提供することにより、浮気調査を実施する日を絞り込む事ができ、費用を抑えることが可能になります。
また、ベテラン調査員であれば、過去の位置情報を元に、あらゆるハプニングに対して予測対応してくれるはずです。
【参考情報】
GPSを使って追跡調査する具体的な方法と注意点
GPSを使って費用を抑えることができた一か月間の浮気調査の事例
ここまでできる!探偵×浮気調査|方法と内容&マル秘テクニック
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「浮気調査×GPS成功率を上げる方法とGPS浮気調査がバレないための心構え!」をご覧いただきましてありがとうございました。
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