最終更新日:2021.4.10
執筆者:夫婦問題・離婚カウンセラー
及び 女性相談員 泉谷 美奈子
妻や夫の不倫発覚!
絶対に許せない!
ここでは、夫や妻の不倫に傷ついたあなたが、怒りに任せて浮気相手へ復讐することで、新たなトラブルに巻き込まれないように、問題を回避して、社会的、心理的、経済的な制裁、ダメージを与える方法を紹介していきます。
まずは、一呼吸おいて、このページを読み進めてください。
「目次」
1.本当に不倫の事実があったのかどうかを確認する
2.夫や妻の浮気相手が不倫している自覚があったのかどうか?
3.不倫相手から逆恨みされる可能性もある
不倫相手を絶対に許さない!復讐するための具体的な制裁方法は?
①ネットやSNSで不倫相手の個人情報、実名入りの文章、画像や動画などを拡散する
②不倫していたことを職場や近所に言いふらす、ばらす
③どうしても許せないからと言って、暴言を吐く、暴力を振るう
④不倫の事実を突き付けて、脅迫、恐喝する
浮気相手をとことん追い詰め復讐できる、法的にも許される制裁方法
①精神的に復讐できる制裁: 不倫している妻や夫と離婚しない、あなたが幸せになる
②浮気相手を最も追い詰め経済的、社会的に制裁を与える復讐方法: 慰謝料を請求すること
あなたは今、自分の平穏な生活を壊した、妻や夫をそそのかした憎い浮気相手に対して、
「どうしても許せない!」
「とことん追い詰めたい!」と思っているのですよね。
そんな浮気相手に、自分と同じように「苦しくて、悔しくて、悲しい思い」精神的にも社会的にもダメージを与えられたら、、、そう思うのは当然の心理です。
しかし、怒りに任せて復讐をすることで、より大きなトラブルに発展する可能性もあります。
まずは、あなたが不倫相手に制裁を与える前に確認すべきことを紹介します。
・ラインのやり取りを見てしまった
・不倫しているといううわさを聞いた
・二人で会っているのを偶然見てしまった
このような、不倫しているであろう証拠材料がそろっている状況下で、あなたが浮気相手を責め立て、制裁を与えた場合、どうなるでしょうか?
「単なる同僚」
「相談していただけ」など、よくある理由でシラを切られてしまう、あるいは開き直ったり、言い逃れされる可能性が非常に高くなります。
それどころか、逆ギレされる、名誉棄損で訴えられてしまうかもしれません。
名誉棄損で逆に浮気相手から訴えられてしまうと、慰謝料を請求されるというリスクを負うことになってしまいます。
不倫の事実確認と、言い逃れのできない証拠をどこまでつかんでいるのか?が、相手に制裁を与える場合に、重要なポイントになります。
【参考情報】
証拠がない!不倫を認めない夫や妻、探偵の浮気調査は必要か?
浮気相手はあなたの夫や妻から、結婚しているということを知らされていたのか確認しておきましょう。
・結婚していることを隠されていた
・独身と騙されていた
このような場合には、浮気相手は法的にも罪にはなりません。
そういった事実を知らずに、制裁を与えてしまっては、あなたが「ただの嫌がらせ」をしていることになってしまになってしまう恐れがあります。
また最悪の場合、あなたが、プライバシーの侵害や名誉棄損で訴えられることもあるので、復讐を考える前にしっかりと確認しておきましょう。
あなたが浮気相手に制裁を加えることに成功して満足したとしても、やり方によっては、恨まれて復讐されるという可能性もゼロではありません。
相手は、平気で他人の家庭を崩壊させようとしたり、不倫をするような常識のない人なので、逆恨みされ、あなたが復讐の標的になってしまう可能性があります。
あなたや家族がさらに傷つく問題が起きる可能性もあるので、浮気相手への復讐、社会的制裁を考えている場合には、勢いに任せるのではなく、冷静に、慎重に行っていきましょう。
【参考サイト】
弁護士が語る“モンスター不倫女”の実態、逆上して暴走も|Diamond Online
・浮気相手からの誘惑から関係が始まったのか
・自分の夫あるいは妻から誘ったのか・・・
・遊びだったのか、本気だったか
不倫の内情はどうであれ、浮気相手のことは絶対に許さない!
復讐して精神的、社会的なダメージを与えたい!
こう考えているあなたに、ここからは、具体的な制裁方法を紹介していきます。
不倫の被害者であるあなたが、制裁のやり方を間違えると「名誉毀損罪」「侮辱罪」「脅迫罪」「プライバシーの侵害」などの罪に問われてしまう可能性が高くなってしまいます。
ただでさえ不倫の事実を知って、苦しくて、悔しくて、悲しい思いをしている、そんなあなたが、逆に悪者になってしまったり、トラブルを悪化させるようなことはくれぐれも避けて欲しいのです。
手っ取り早く浮気相手に、経済的・精神的・社会的に制裁を与えることができたとしても、下記の制裁方法は、絶対に止めておきましょう。
一番初めに思いつく制裁方法かもしれません。
しか、したとえあなたが不倫の被害者であったとしても、加害者である浮気相手の信用を失わせるような行為は犯罪にあたります。
ネットやSNSで不倫されたことがわかるような画像や動画を拡散したり、実名入りの文章などで、不倫をばらすような書き込みをした場合「名誉毀損」「侮辱罪」「プライバシーの侵害」などの罪に問われる可能性が高くなります。
・浮気相手の近所に不倫していたことを言いふらす
・職場に不倫をばらす電話やメール、郵便物を送る
これらの制裁方法も上記と同じく「名誉毀損」「侮辱罪」「プライバシーの侵害」に問われてしまいます。
あなたが不倫の被害者で、どんなに傷ついたとしても、浮気相手への暴言や暴力が許されることは絶対にありません。
怒りを抑えられず、殴る、蹴るなどの暴力をふるった場合は「暴行罪」
「死ね!」「殺す!」などの暴言は「侮辱罪」「名誉毀損罪」「脅迫罪」にあたります。
どんなに浮気相手が憎く、許せないからといって、このような制裁を与えてはいけません。
「不倫していたことを〇〇にばらして欲しくなければ、××円支払え!」と脅迫したくなることもあるでしょう。
しかし、浮気相手がどんなに悪くても、絶対に脅迫してお金を請求してはいけません。
もし、あなたが相手に訴えられたえられてしまうと「恐喝罪」「脅迫罪」として懲役または30万円以下の罰金が科される犯罪者となってしまいます。
浮気相手に、お金を請求したい場合には必ず合法的な「慰謝料請求」という形をとりましょう。
浮気相手の家族や親に報告する。
不倫の事実があったことを浮気相手の親族や家族に報告して、精神的なダメージを与える、という制裁方法もあります。
もしも、W不倫だった場合は、相手の妻や夫にも事実を知らせて、家庭を崩壊させるといったことも可能かもしれません。
しかし、W不倫だった場合には、浮気相手の配偶者に不倫の事実を知られてしまった場合、相手の妻や夫から、あなたの配偶者へ慰謝料を請求されてしまう可能性があるので、注意と覚悟が必要になります。
また、家庭によって反応はそれぞれなので、不倫相手にどういったダメージがあるのかまでは予測できません。
もしも、あなたが妻や夫の不倫の証拠をつかんでいる場合には、法的にも認められる下記の制裁方法が有効になります。
言い逃れのできない「不貞行為の証拠」があるのか?ないのか?そこが重要ポイントになります。
もしも、あなたが離婚を考えずに、不倫している(していた)妻や夫と夫婦関係を修復したい場合に有効な、浮気相手への制裁方法です。
言い逃れのできない「不貞行為の証拠」があれば、不倫している妻あるいは夫からの離婚の請求が認められにくくなります。
法律では、自ら離婚の原因(不貞行為)を作った一方(これを有責配偶者といいます)からの離婚請求は、原則として認められません。
夫婦関係を崩壊させた張本人(不倫していた妻あるいは夫)が、
・離婚を求めて配偶者の生活を一変させてしまうことや、
・自分だけ不倫相手と結婚して幸せになろうとすることは、あまりに不公平である、という理由です。
さて、浮気相手が本気であなたの夫や妻を愛していたとしたら・・・どうでしょう?
あなたが離婚を望まない限り、不倫相手は絶対にあなたの妻や夫と一緒になることはできません。
そして、あなたは妻や夫と夫婦関係を再構築し、幸せな未来を手に入れるのです。
この制裁方法は、あなたにも覚悟や努力が必要になりますが、浮気相手へ精神的に大きなダメージを与えることができるでしょう。
【参考情報】
夫婦関係を修復するための具体的な方法
旦那の浮気を「許す」時の心得と許したときのメリットVSデメリット
妻の浮気を「許す」時の心得と許したときのメリットVSデメリット
あなたが離婚するにしても、復縁するにしても、最も浮気相手にダメージを与えることができる方法は、慰謝料請求することです。
慰謝料を請求することによって経済的な制裁を与えることができるのはもちろん、やり方によっては、精神的、社会的にも制裁を与えることが可能になります。
不倫で裁判を起こす場合、裁判を起こすことを伝える書面(訴状)を不倫相手にも送らなければなりません。
このような場合、職場に裁判の訴状を送ることができます。
訴状は裁判所からの郵便物であることが分かるため、職場の人が見れば「何かトラブルがあるのでは?」と、プレッシャーを与えることができます。
裁判で慰謝料の支払いが決められたにもかかわらず、慰謝料を支払わない、踏み倒そうとしている場合には、給与を差し押さえることができます。
その場合、裁判所から浮気相手の会社に差押えの命令が行き、支払われるはずの給与からあなたへの慰謝料が差し引かれる、という法的手段がとられます。
裁判所からの命令が来るため、浮気相手が何らかのトラブルを抱えていることが、職場にバレてしまいます。
このように、慰謝料を請求することにより、合法的に経済的、精神的、社会的な制裁を浮気相手に与えることができるのです。
【参考情報】
浮気相手だけに高額な慰謝料を支払わせたい!その方法は?
キス1回でも不貞行為になる?不倫の慰謝料「相場や時効」などを解説
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「絶対に許さない!浮気相手に制裁を! 妻や夫の不倫相手を追い詰めて復讐する具体的な方法 」をご覧いただきましてありがとうございました。
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