最終更新日:2021.4.11
執筆者:夫婦問題・離婚カウンセラー
及び 女性相談員 泉谷 美奈子

浮気や不倫をしている人たちの多くは、自分のやっていることに対して多少なりとも罪の意識を持っています。
中には、「自分さえ良い思いができればいい」という自己中心的な考え方を持っている人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの場合、「バレたらやばいことになる」と感じているので、警戒して、バレないように行動します。
このように警戒しながらも浮気を続けるような人は、言い逃れのできない証拠を突きつけなければ、自分の非は認めません。
それどころか、場合によっては逆ギレをしてくるケースも考えられます。
このページでは、ターゲットが警戒しているとき、探偵は一体どんな方法で証拠をつかんでいくのかをみていきましょう。
また、ターゲットが警戒しているとき、浮気調査の費用はどんな風に変動していくのかを解説していきます。
「目次」
①GPSを取り入れて尾行する方法
②浮気相手から尾行する方法
③調査員を増員する方法
④しばらく泳がせ、警戒心が下がるまで待つ方法

まず初めに、浮気を続ける人が、バレるかも、と警戒し始めるのはどんな時なのかをみていきましょう。
責められ、問い詰められた側は、その場で否定すると同時に、一気に警戒心が高まります。
たいていの場合、ヤバイ・・・と思っても、証拠がない限りは「浮気を止めること」はしないでしょう。
そして、浮気調査されることを恐れ、バレないように、警戒しながら慎重に行動するようになります。

「もしかして、浮気してるかも」そう思ったあなたは、相手のスマホや持ち物をチェックしたくなる衝動に駆られるでしょう。
浮気している側は、バレないようにとスマホから証拠になるようなものは削除し、私物にも、問い詰められるようなものが残らないように、注意している可能性が高いものです。
しかし、あなたが不自然な行動をして「もしかして、怪しまれているかも」「探られているかも」という不信感を持たれた時に、相手の警戒心が強くなります。
浮気調査を依頼したことがバレている場合には、相手の警戒心はマックスです。
・探偵が失敗して発覚してしまった、
・依頼者本人が、勢い余ってバラしてしまった、
いずれにしても、このような場合は、非常に警戒しているため、浮気調査の難易度が高くなってしまいます。

残念なことではありますが、一度でも浮気を疑われ、問い詰められた人の心理は「バレる前に浮気を止めよう」ではありません。
バレるかもしれない、と心では不安を感じつつも、浮気を止められることはほとんどなく「どうしたらバレないか」ということを考始めます。
そして、徹底して用心しながら、浮気相手と会うようになります。
その時「探偵をつけられているんじゃないか?」と警戒心が強くなり、周囲のチェックをおこたらなくなります。

浮気調査されていないかと警戒しているターゲットは「探偵に尾行されていないか?」などの不安から、通常とは違う独特な行動を取ります。
・急にあるいは、何度も後ろを振り返る
・突然走り出す
・物陰や曲がり角で待機し、探偵を待ち伏せする
・同じ道を何度も回り、元の道に戻る
・信号無視し、不自然な走行
尾行中に、ターゲットにこのような行動が何度も見られるような場合には、警戒している、と判断することができます。

発覚して、バレてしまう、という、一番の失敗を避けなければなりません。
警戒レベルがマックスに達しているターゲットの浮気調査は、どんなにプロフェッショナルである探偵であっても、見送ることがあります。
ある程度は警戒していても、調査が可能であると判断できるレベルであれば、通常の浮気調査とは少し違った方法や、プラスαを加えて証拠をつかんでいきます。
警戒心の高い相手を尾行するために、GPSを利用することがあります。
・バレるリスクが高い尾行を軽減することができる、
・ある程度の場所を特定して、待ち伏せし、証拠を撮影することができる、
このようなメリットから、GPSを取り入れて尾行することがあります。
ターゲットが警戒していて、浮気相手の目星がついている場合は、浮気相手から尾行を開始する、とういう方法をとることがあります。
疑われているターゲット自身が警戒していたとしても、その浮気相手は案外無警戒だったりすることもよくあるのです。

警戒している相手を尾行する際には、調査員を増員し、ローテーションを組んで追い切る、という方法をとることも良くあります。
この場合は、調査員同士の連携と信頼関係、尾行のテクニックが重要となります。
いくら警戒心がマックスだとしても、その緊張感はいつまでも続くものではありません。
相手の警戒心をある程度解き、油断を突いたところで浮気調査によって証拠をつかむ、というのも一つの手です。
本物のプロフェッショナルな探偵や相談員であれば、相談者との面談の際、状況を判断して、発覚というリスクを避けるために、このような提案をしてくれることもあるでしょう。
取り急ぎ、早めに相談だけ済ませておくことにより、浮気調査を実施するまでに、ターゲットの警戒心を解くための適切なアドバイスをおこなってくれる場合もあります。
【参考情報】
ここまでできる!探偵×浮気調査|方法と内容&マル秘テクニック

ターゲットの警戒心が強ければ強い分、浮気調査の難易度が上がり、費用もそれだけ高額になる、と思われがちです。
ここからは、相手が警戒しているときの浮気調査の方法①~④別に、費用がどのように変動していくのかをみていきましょう。
通常の浮気調査そのものに対するオプションとして、GPSの費用が追加される場合がほとんどです。
浮気調査のオプションで、GPSをレンタルする際の相場としては、1週間で約1万円~3万円くらいと考えておいてよいでしょう。
この場合では、尾行する対象者が「浮気相手」にかわるだけなので、調査費用には、何ら影響ありません。
この方法を取る場合には、調査員一人当たりの費用が加算されることが多いため、無料相談などを利用して、割引があるか等、詳しく聞いてみると良いでしょう。
成功率の高い探偵は、そもそもリスクの高すぎる浮気調査は行いません。
実績のある探偵社が、リスクが高すぎると判断した場合には、④を推奨してくることが多いでしょう。
しかし、がっかりすることはありません。
少し時間を待たなければなりませんが、
・無駄に調査を長引かせ、高額な費用がかかってしまう、
・発覚してしまうという最悪なパターンを回避できることにつながります。
この間に、ターゲットの警戒心を解くことにより、浮気調査の成功率はグッと上がるでしょう。

「成功報酬」「完全成功報酬」制度を取り入れている探偵も、数多く見受けられます。
ターゲットが警戒しているような浮気調査の場合、
「浮気の証拠が取れるまで=成功するまで」費用がかからない、
このように、とても魅力的に感じてしまう方もいるでしょう。
しかし、この成功報酬を取り入れている探偵と、依頼者側での「成功」に対する考え方の違いから、トラブルに発展しているケースが多く見受けられます。
成功報酬で、警戒している相手の浮気調査を検討されている方は、注意が必要です。
【参考情報】
成功報酬料金プランで浮気調査の依頼は危ない?トラブルに巻き込まれないために
【参考サイト】
東京都調査業協会|《探偵ニュース》探偵が思う調査失敗と依頼人が思う調査失敗の違い

今、浮気しているかもしれないあなたの旦那、あるいは妻は、すでにあなたから疑いの目で見られていると感じているかもしれません。
しかし、これ以上、警戒心を持たれないように下記のことを注意してください。
・浮気の疑いがあっても問い詰めない
・怪しまれていると相手が感じるような行動をしない
・スマホの中身、手帳を無理に見ようとしない
・浮気調査を検討していることを匂わせる発言をしない
我慢できずに、自分で無理やり証拠をつかもうとしたり、浮気を問い詰めてしまったり、浮気相手の家に乗り込んでしまう方も、実際にいらっしゃいます。
浮気していることがわかっているのに何も言えない、という「怒り」や「もどかしい気持ち」はありますが、浮気調査を成功させるには普段と同じ生活を演じ、ご自身の行動や言動にも十分に注意することが大切です。
そして、探偵に浮気調査を依頼することになったら、相手が警戒している様子があれば、そのことをきちんと話しておくことが証拠獲得の成功のポイントといえるでしょう。
【参考情報】
浮気調査の成功率を上げて費用を抑える方法
格安プランとスタンダード料金|探偵 R&I 浮気調査の料金表
警戒していても浮気の証拠をつかみたい、という方は、ご相談ください。
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「警戒心が強くなっているときに浮気の証拠をつかむ方法」をご覧いただきましてありがとうございました。
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